令和6年12月11日、吉田川志田谷地防災センター(宮城県大崎市鹿島台志田谷地地区)において、体験型建設DX勉強会が行われ、ICTサポーターでもある弊社にお声がけ・依頼があり、すべて弊社の機材・スタッフのみで対応させていただきました。

勉強会には、北上川下流河川事務所、管内出張所、塩釜港湾・空港整備事務所、宮城県北部土木事務所、大崎市鹿島台総合支所の職員約20名、さらには北上川下流河川事務所管内発注工事の現場代理人や監理技術者など受注者側からも10名ほど参加がありました。

出典:北上川下流河川事務所様より

ただ一方的に聞く座学中心の従来のセミナーから、今回は若手職員の皆様が中心だと事前に相談ありましたので、実際に機材やソフトウエア等を触って体験してもらう「体験型」を提案し取り入れていただき、現場データを活用したVR体験、タブレットを活用したAR体験、スマートフォンを使用する3次元計測(iPhoneLiDARスキャンほか)、地上型レーザースキャナーによる実機スキャン体験、UAV計測における飛行プラン(ルート設定)体験、点群処理ソフト操作等を体験していただきました。

アンケートによると参加者の方からは、実際に見て触れることで用途や重要性を知ることが出来たと感想をいただき、今後セミナーや講習会における「体験型」の取り入れることの有効性を感じたところです。

今回依頼あった勉強会においては、メーカー販売店さんの協力応援要請をせずに、すべて弊社スタッフ・機材で対応してみました。不慣れなこともあり、時間感であったり説明内容に不満がありご迷惑をかけた部分もあるかと思います。またこのような依頼がありましたらさらに評価をいただくようしっかりと社内で共有したいと思います。アンケート・感想等を共有いただきましたが有り難く高評価をいただいたと認識しています。

弊社スタッフとしましても今回の勉強会を経験したことにより、社内コミュニケーション・スキルが向上したことがプラスとなり、今後の取組に多大な影響があったことを実感しました。引き続き社員一同さらなるレベルアップに努めてまいります。

勉強会のようす